Krose’s diary

40代 小学生MIXボーイの母 薬剤師の気づいたことをシェアしています。

ごま油うがい

こんにちは。

大型台風、
私の住んでる地域は遠かったんですが、
昨日の風はすごかったです。
短い停電もありました。

毎日、いかに便利にすごしているか
こういう時にはとくに思い出し
感謝です。


先日、虫歯予防の重曹うがいについて
調べ直していたとき、
新たに、興味深い美容、健康法を発見しました。

重曹うがいについて
http://krose.hatenablog.com/entry/2017/10/04/232253


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*ごま油うがい

起源はアーユルヴェーダ

アーユルヴェーダ
5000年にも及ぶ歴史を持つ医学で、
この世界において
「ごま油」は肌に塗っても毛穴を通って毛細血管に栄養分が届き、
全身を巡ったのち
15分ほどかけて骨にまで到達する(!)
と言われているシロモノ。

うがいのみならずごま油はアーユルヴェーダにおいてマッサージオイルとしても使われています。

そしてアーユルヴェーダにおいて「ヴァ―タ」と呼ばれる風のエネルギーなるものが、
私たちの老化の原因となっており、
そのヴァータを弱めてくれるものがごま油、
つまりシミ取りやデトックス
効果的だと言われているのです。

ちょっと専門用語も出てきて、初心者には理解しにくい概念・世界ではありますがこれが「ごま油うがい」の誕生した世界の考え方なのです。

まるで万能薬?知らないともったいない白ごま油うがいの効果

日本では一般的に家庭でブラウンのごま油を料理などに使いますが、
ごま油うがいには白ごま油を使用します。

☆白ごま油うがいの代表的な効果としては、

白髪の改善

ハゲ、抜け毛の改善

口内炎が早く良くなりなりにくくなる

口臭予防

ほうれい線の改善

歯を白くする

虫歯予防

美肌効果

歯周病予防

免疫機能の活性化

風邪予防


ざっとでもこれだけの効果が認められています。
髪の毛にも口腔内にも肌にも良い、
まるで万能薬のようです。

ではどうしてこのような効果があるのでしょうか。
白ごま油でうがいをするだけなのに、
万能薬に早変わりなんてちょっと考えられません。

舌の裏側は、
体の中でもさまざまなものを吸収しやすいと言われている部分です。



この舌の裏側の部分に、
ちょっと高価な白ごま油が入り込むことで、白ごま油のさまざまな効果を体中に行き渡らせることができるんです。

ブラウンのごま油ではなく、白ごま油が使われる理由

普段家庭で使われているブラウンのごま油は、抗酸化作用が高いゴマリグナンが含まれています。

その健康効果を期待して
家庭でも積極的に使用する女性も多いのですが、
対して白ごま油は
より多くのゴマリグナンと、オメガ3脂肪酸も含まれているんです。

オメガ3脂肪酸
血液をサラサラにする成分で、
中性脂肪コレステロールを下げる働きがあります。

人間の体の中では生成できない必須脂肪酸リノール酸なども含まれていて
体の機能を正常に保つ働きがあります。

つまりブラウンのごま油よりも白ごま油の方がアンチエイジング効果が高く、美容と健康に良いということです。

栄養価の高い白ごま油は食用にしないでうがいがおすすめ

栄養価が高い食品なら、
普通は食事に取り入れた方が良い、
そう感じます。炒め物やドレッシングにも使えるような気がします。

しかしなぜうがいなのでしょうか。

これは体内に吸収させる仕組みに違いがあり、食用として使うよりも、

舌の裏側から吸収させる方が吸収力が

高く毒素の排出を促してくれるからなんです。

口腔内の健康にも良い白ごま油うがいは、
食用にするよりもうがいの方がメリットが大きくなると言うわけです。

白ごま油うがいのやり方


うがいをする前に準備しておくと便利なものとして紙パックなどの油を吐き出す容器があると便利です。

一応うがいをすると言っても油ですから
そのままシンクや洗面台に
流してしまうと詰まりの原因になることも…。

準備が整ったら、
白ごま油を大さじ1杯から2杯くらい口に含みうがいをします。

このときのうがいの仕方ですが、
手順とコツがあります。


歯磨きを先に済ませる

口の中全体にまんべんなく白ごま油を行き渡らせるように含む

口を上下左右に膨らませるようにして白ごま油を移動させ、ぐしゅぐしゅ音がするくらいの勢いで行う

最後に喉にも白ごま油が届くように上を向いてガラガラをうがいをする

舌の裏側はもちろん、細かい部分にも白ごま油が行き渡るように意識することが大きなポイントです。

終わったら準備しておいた紙パックなどに吐き出して終わります。

うがいの頻度は週に3回程度から毎日言われています。おすすめです。

時間の目安は

ぶくぶくうがい30秒
ガラガラうがい30秒

とされています。

そしてうがいする時間帯なのですが、
アーユルヴェーダの世界では朝6時~10時、夕方16~18時にうがいをすると効果的だと言われています。

白ごま油のキュアリングについて。

ごま油を一度加熱することにより、
不純物を減らす。
ごま油の効果を強める。

と言われています。

実際の変化は
ごま油を熱することで

セサモリン(抗酸化作用なし)

セサモール(抗酸化作用強い)



老化の原因は体が酸化してしまうこと。
よって

インドでは熱して酸化力をあげたごま油=人体の錆止め薬

キュアリング(一時加熱)の必要性があるようです。
が、
日本のごま油は製造過程で
セサモリン⇨セサミノール(抗酸化作用が強い)に変化するらしく、
キュアリングも不要のようです。

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キュアリングをしなくても良さそうだったので、
私もさっそく昨日から開始してみました。

気長にやってみようと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。