ファスティング 回復食
こんにちは。
あっという間に今日の夜から回復期にはいります。
個々の性格、生活などもあるのでしょうが、私は仕事がある平日派です。
週末はゆっくりたくさん時間がありすぎて、食べたくなりそう。(笑)
3日目
朝:レモン白湯、酵素ドリンク、プーアール茶
昼:酵素ドリンク
今日は仕事が昼までだったので
ヨガのプライベートレッスンをうけて軽い運動をしてきましたが、体が軽いです。
ルイボスティーを飲みながら、
今からの大事な回復期にはいるので、まとめをしてみます。
前回のファスティング時にたまたまみつけた
田中式というファスティングの方法のなかで、
回復食が今までの観点をくつがえされ、しかもすごく楽に過ごせて気に入ったので
これらはこちらの回復食を参考にやろうと思います。
この4年間講座を受けたとおりに
だいたい回復期には重湯からはじめて、具なし味噌汁、おかゆへ。
とやってきました。これが、もうすごい食欲がわいてきてつらいことが多かった!!
一般的に回復食は「お粥」と周知されていますが、実はそれは水断食の時の回復食であって、田中式ファスティングメソッドのように、発酵ドリンクを使い梅干しも食べ、マグマソルトを摂りながら行うファスティング・断食において必ずしも回復食でお粥を食べる必要はありません。
目からうろこでした。
回復食でお粥を食べなくても良い理由
確かに古来日本ではファスティング・断食の回復食はお粥の上澄みだけをすくった重湯でした。
回復食に重湯、お粥を食べなくて良いというのか?
それは「血糖値」が大きく関わっています。
水断食とは、その名の通り、水だけで行う断食で、古来より受け継がれてきた、一種の修行のような断食法です。
水断食では断食中に糖質を摂取しないので、常に、低血糖状態です。
低血糖で死なないように体内ではグルカゴン、アドレナリン、コルチゾール、成長ホルモン、甲状腺ホルモンなどが分泌され、このホルモンの働きで血糖値を上げ、低血糖で死なないように調整します。
このような低血糖の極限の状態で断食を終了し、回復食でいきなり糖質が高い食事を食べるとどうなるでしょうか?
血糖値が急激に上がり、血管はボロボロに傷つき、体は高血糖状態でとても危険な状況になります。
回復食を摂ったとたんに、フラフラして倒れた!など聞いた事があるかも知れませんが、大抵はこのような理由でフラフラします。
このような危険な状態を回避する為、古来、断食明けは、お粥の上澄みである重湯を少しずつ食べ、少しずつ糖質を摂り入れ、血糖値を上げていきました。
これが、回復食で重湯を少しずつ食べる大きな理由の一つです。
もし、『胃がびっくりするから胃に優しい重湯から食べ始める』
というのが最大の理由であれば、重湯でなくても、野菜スープ、味噌汁などでも良いはずです。
水断食以外の現代のファスティング・断食法では発酵ドリンクを飲んだり、スムージーで糖質を摂りながら安全に行うファスティング・断食が主流です。
つまり、低血糖による危険と隣り合わせの方法では無く、ある程度の糖質、栄養を摂取しながら行うので、わざわざ回復食で血糖値を調整する為の重湯、お粥を摂る必要は無いのです。
回復食の一番のオススメは腸を綺麗に洗い流すスッキリ大根ですが、お粥を食べたくなった時はお粥を食べ、スッキリ大根が食べたくなったらスッキリ大根を食べ、スムージーが飲みたくなったらスムージーを飲む(食べる?)と臨機応変に回復食を選択して構いません。
回復食で重湯、お粥はリバウンドの原因
回復食で重湯、お粥をおすすめしないもう一つの理由はリバウンドにあります。
お米はとても美味しいです。
日本人に慣れ親しみ、神様からの恵み物として古来、大切にされてきたお米。
ぬか漬け、麹を作るのにもお米を利用し、その麹を元に味噌、しょう油、お酒、お酢、甘酒ができます。
このようにお米は日本人の食文化に深く根付き、愛され、食されてきました。
ファスティング・断食後は味覚がリセットされ、何を食べても美味しく感じます。
その感動の1食目にお粥を食べると口の中で何ともいえない幸せの甘みが広がり、糖質が脳にβエンドルフィンを分泌させ、
これまで感じた事のない快楽に包まれます。
時には泪がこぼれ落ちる程に感動します。
そして、腸内細菌が未消化のお米を発酵させる事で短鎖脂肪酸を作り出し、全身のエネルギーにもなり、細胞が喜びます。
お米は素晴らしく美味しい食べ物であり、神様からの素晴らしい頂き物です。
高千穂・天岩戸神社の話によると、多くの人を飢餓から救い、
飢餓を救ってくれた神様の子どもだろうという事で初代天皇となり、
神様として祀られているそうです。
初代天皇以降、天皇は豊穣を祈る政(まつりごと)を行うのみになったので今でも天皇陛下は代々、お米の豊作を誰よりも祈り、日本人にお米という素晴らしい命を与えてくれています。
ファスティングを行う事で、このような感謝の気持ちがより一層高まり、食への感謝の気持ちが今まで以上に深みを増します。
しかし、素晴らしく美味しいお米をついつい食べ過ぎてしまうとこれが体重増加の原因となります。
とても美味しく、細胞も喜びますが一旦食べ出すとなかなか食べる手が止まりません。
ファスティング直後は膵臓がゆっくり休んでいた分、回復食を食べると一気にインスリン分泌が増えます。
回復食後にお粥を食べて、いきなり血糖値を上げ、インスリンの分泌を増やし、お粥の糖質のみの食事で2~3日過ごす事を冷静に考えればリバウンドに繋がる事は一目瞭然です。
回復食でお米を食べ、心から感動したい気持ちを抑え、回復食2~3日目から炭水化物を摂る事でリバウンドを防ぐ事ができます。
これを見たときに、なぜ私が回復期の食欲で苦しんだかがすごく腑に落ちました!
血糖値が問題だったんですね。
前回は新しい方法にかえて満足感があり、食べたい衝動がおかゆを使った方法より断然楽でした。
そのほかの回復期のポイントはほぼかわらないようです。
回復食に何を食べれば良いのか?
回復食で腸が嫌がる食事を選れぶとファスティングでせっかく綺麗になった腸内環境は乱れ、悪い物を吸収する事になります。
ファスティングの醍醐味は、何も食べない事によって、血液が汚れない事で綺麗な血液が全身の細胞に酸素、栄養素を運び、ミトコンドリアや免疫細胞を新しく生まれ変わらせる事で身体が生まれ変わる事にあります。
つまり、血液の浄化される事で細胞すべてが元気になる事にあります。
断食でせっかく綺麗になった血液を回復食で一気に汚すような食事はもってのほかです。
特に、添加物、加工食品、インスタント、ファミレス、コンビニなどの食品は避け、準備食と同じように、和食を中心に発酵食品、食物繊維、ミネラル、ビタミン、ファイトケミカルが豊富な食事を心がけてください。
グルテンフリー(小麦抜き)はとてもオススメです。
ま :豆類、豆富、納豆
ご :ごま、ナッツ、発芽させた種
に :肉、良質な肉、ジビエなど(ファスティング終了後4日間は食べない)
は :発酵食品、漬物、味噌、お酢、梅干し
や :野菜
さ :魚(ファスティング終了後4日間は食べない)
し :しいたけ、きのこ
い :芋、穀物、蕎麦
わ :わかめ、海藻
回復食期間もシュガーポイントが出て黒くなったバナナ、豆、ゴマ、ナッツ、雑穀を摂ることでドーパミン、セロトニンの分泌が増え、脳神経の働きが活性化する事で頭は冴え、素晴らしいアイディアがどんどん生まれてくる脳になります。
特に大切なのは、発酵食品、食物繊維です。
腸のお掃除が1番の目的なので回復食の1回目は
すっきり大根
を選びます。
回復食にオススメの『スッキリ大根』
【用意するもの】
大根1/3本、だし昆布、しそ梅干し3個(たたき梅にする)
リンゴ、きゅうり(この2つは食べても、食べなくても良いです)
★40分~1時間を掛けてゆっくりと食べます。
まず、たっぷりの大根を短冊に切り、だし昆布を入れ2,000mlほど水を入れ、やわらかくなるまで茹でる (40分ほど) 。
後で1,000mlほど大根の茹で汁を使います。
1.コップ1杯のミネラルウォーターを温めてゆっくり飲む300ml
2.どんぶりにたたき梅を入れ、お湯を300ml注ぎ梅湯をゆっくり飲み干す
3.やわらかく茹でた大根を「良く噛んで」食べる。(噛むことが重要です)
※味噌を添えても良いです。なるべく麹菌が生きた味噌が良いです。
りんご、きゅうりもよく噛んで食べて下さい(この2つは食べても、食べなくても良いです)
4.大根の茹で汁300mlにたたき梅を入れ、大根茹で汁の梅湯を飲みながらさらに大根を食べる。
5 .3~4を合計約3回行う
6 .酵素ドリンク20ml~30ml(1:6に薄めて小まめに飲む)
※かなりの水分を飲むことになりますが、この食事を摂ると早くて10分~1時間ほどで便意をもよおします。
〈補足〉
・梅湯は胃の働きをうながすためなのでしっかりと飲んで下さい。
・2杯目以降の梅湯は大根の茹で汁を入れて下さい。
・大根はたっぷりよく噛んで食べて下さい。大根の食物繊維が腸の宿便を掻き出します。
・食後、60分~90分たっても便意がない場合は、お腹のマッサージや歩いたりして下さい。
出なくても、後々出るので焦らなくても大丈夫です。
前回チャレンジしたんですが、
まったくお通じがなかった私は衝撃をうけて
真剣に自分の腸のことを考えるようになりました。
便秘の原因も最近つきとめたので、そのことについてはまた紹介したいと思います。
今回は2か月間、乳酸菌もとってきたし、少し食生活も気を使っていたので
腸がすこしでも良い状態になっていればよいなと思います。
万病一元といわれるように、すべての病気の原因は腸にあると思います。
ここ何か月の私のキーワードはほんとに一言
腸!
きれいな腸をとりもどして、細胞を正常化すれば、
今ある悩みはなくなるかもしれない。
と自分の体と向き合いながら人体実験するのはほんとに楽しく思います。
回復食のポイントをしっかりおさえながら、体の変化を感じてみようと思います。
また、ご報告しますね。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
Have a beautiful day