Krose’s diary

40代 シングルマザー 薬剤師の気づいたことをシェアしています。

猫の肝臓の代謝機能は犬や人間と違う!

最近、仕事は忙しく慌ただしい中で、
趣味の精油や自然なものを使った美容や健康の実験をして、シェアをする楽しみで
リフレッシュしています。

精油のことをシェアした際に
猫を飼っている方のコメントから
ペットや子供への注意ってなんだろう??
と疑問がわき、調べてみました。

基本的に猫ちゃんに精油は危険という説が多かったです。

猫専門獣医師さんの記事を読むと、

アロマオイルがどのように猫に毒性があるのか分かっていない。毒性がわかってない以上、炊いても大丈夫とは言えない。

精油を舐めた、または皮膚に滴下した猫が死亡した例や、毎日アロマを炊いた部屋で一緒に住んでいた猫が血液検査で肝臓の値が高かった例が報告がある。

精油は特定の植物から抽出して製造され、
植物から抽出された純度100%のもののみを精油と呼び、アルコール等の不純物が混ざっていていてはいけない。
1mlの精油を製造するのにその100から1,000倍の質量の植物が必要になる。
100%天然植物由来の精油だが、
特殊な製造行程により極度に濃縮されているため人間でも過剰な使用は危険になることもある。

なぜ猫には精油が危険なのか

猫の肝臓の代謝機能が犬や人間と少し異なる。
肝臓の重要な働きのひとつに解毒があり、
体にとって有害な物質を無害に変化させている。

猫の肝臓には、重要な解毒機構のひとつであるグルクロン酸抱合がない。


精油や植物毒性に限らずグルクロン酸抱合で分解される薬(アスピリンなど)は少量でも中毒に陥りやすい。
(同様にグルクロン酸抱合の能力が弱いフェレットでも、精油の毒性がでやすいことが分かっています。)

なぜ猫はグルクロン酸抱合が無いのか

猫は人間や犬と食性が異なり、

完全肉食動物。

完全肉食動物とは「生きていくのに必ず肉(動物性タンパク質)が必要」という意味。
つまり人間のベジタリアンの方のように野菜と穀物だけでは生きていけない。

犬も肉を好みますが
肉を摂食しなくても生きていけるため
人間と同様に*雑食動物に分類される。

能が残り、不必要なグルクロン酸抱合は退化したのだと考えられる。

(ちなみにフェレットも完全肉食動物)

精油には植物の有機化合物が何倍にも濃縮されている

ユリ科植物が猫にとって危険であることは有名。他にもサトイモ科、ナス科など数多くの植物が猫に対して毒性がある。

全ての植物が猫にとって危険というわけではないが、人間や犬が食べても問題ない植物でも危険なことがある。

猫に安全なアロマはないのか?

精油を長期的に猫に使用した研究やデータがなく、理論的に問題が無いと言われている精油でも今後猫に対する毒性が出てくる可能性がある。まだまだ猫と植物毒性に関して科学的に解明されていないことが多い。(例えば、ユリ科植物が猫にだけ致死的な腎不全を起こす原因は未だに不明)
よって現段階では猫がいる環境でアロマを炊くことは避けたほうが良い。

完全肉食だから肝臓代謝機能が違う。なるほど、納得しました。全然知らなかったです。

うちはペットはいませんが、
ペットのいるお家では重要ですよね!

知らなかった情報でしたので、シェアしてみました。

ヤングリヴィング社の精油はペットもokなんていう記事もみましたが、
猫ちゃんは注意が必要なのでは?
と疑問です。近々調べてみたいです。

最後まで読んでくださってありがとうございます😊