湿気と頭痛
今日 ある患者様が頭痛についてお話しされていました。
まわりにも頭痛がひどい人も多く、私自身も6月に酷い頭痛で鍼灸治療院に駆け込んだ1人です。
湿気が多いと汗をジットリとかきますが、
体を冷やそうと汗をかくのに空気中に水分が多く上手く体が冷やされない事。
そして外へと排出されるべき水分が体内に滞ることで「むくみ」が起こること。
むくみが原因で頭部に起こると脳を圧迫する事で
頭痛を引き起こすという結果につながるようです。
たまたま今日の患者様は漢方薬
五苓散、防已黄耆湯 どちらも水はけを良くするものでした。
私が鍼灸治療ですごい!と思ったのは
初挑戦だったお灸。
ヨモギは体内の湿気をとるからこの季節は特によいとのこと。
どちらも東洋医学の考えで
「水滞」ですね。
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水滞
「水滞」は身体のさまざまな部位に「水」が停滞・偏在することで、さまざまな症状を引き起こします。
全身に停滞すれば、むくみ、下痢、めまい、夜間頻尿が現れます(全身型)。
胸にたまると、水様の鼻汁や痰、喘鳴(胸内型)。関節の痛み・手のこわばりがある場合もあります(皮膚関節型)。
また胃から腸にかけて滞ると、食欲不振、悪心、下痢、手足の冷えなどが現れます(心下型)。
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頭痛対策としては
ジメジメによるストレス、自律神経の乱れも考えられるため、やっぱり睡眠が大切なようです。
私自身は精油が大好きなので、ディフューザーでラベンダーなど焚いたり、直接塗布できるものを使ってるので首筋などに塗布するのもリラックスができてよいと思います。
そして汗をかくために日頃から体を動かすこと。
また、冷たいものばかり飲んで身体を冷やさないようにするとよいようです。
体質にあった漢方薬や、鍼灸治療、精油であれば頭痛にはペパーミントがかなり効果があります。
私の場合、軽度の頭痛であればティッシュにペパーミント精油をたらして、
しばらくその香りを直接嗅ぐ。またはこめかみなどに塗布でかなり改善します。